写ルンですの改造レンズをAliExpressで買ってみた

レンズ

最近レンズ付フィルムやチェキがまた流行ってますよね。飲食店でバシャバシャ取っているグループが居て、そのフラッシュの強さに驚きました。そんなレンズ付フィルムのレンズを再利用したレンズがAliExpressで売っていたので買ってみました。

初回クーポンを利用したので500円ほどで購入することができました。しかも送料無料です。送料だけで赤字になりそうなものですが… クーポンなしだとおおよそ2000円ほどで購入できるようです。それでも格安なのには変わりないですね。

開封の儀

注文からおよそ1週間ほどで届きました。定番のテープが超強力なねずみ色の袋に入ってました。箱はシールが貼られているだけのシンプルなものです。箱にFujiLensと書いてあることから写ルンですのレンズだと判断しました。

フールカメラ改造ステーションというすごい名前のメーカー(?)名になっているのですが、これは傻瓜相机(コンパクトカメラ)の表記ゆれのせいと思われます。「傻瓜」単体だと馬鹿や間抜けといった意味になってしまうようです。

箱の下部に小さく注意書きが書いてありますが、これは「レンズなしレリーズ」の設定を「許可」にしろということですね。これを「許可」にしていないとシャッターを切ることができません。

ボデーキャップに小さいレンズが付いてるような感じです。見た目はなぜかオレオ風です。ビスケットレンズと掛けているのでしょうか?シンプルなデザインの物もあるのですが、Eマウント用はオレオ風ばっかりでした。かわいいですね。

裏面には32mm F10と書いてあります。写ルンですのページの記載通りなので間違いはないかと思います。写ルンですだとISO感度は400、シャッタースピードは1/140秒で固定ですが、こちらはデジタルカメラなので色々変えて楽しめますね。

α9に取り付けてみました。ぱっと見はボディキャップです。構造もボディキャップにレンズがはめ込まれているようなものなのでとても軽いです。気軽に持って行ける軽さとサイズっていうのはとてもいいですね。α6000シリーズとかに付けて鞄に忍ばせたくなります。

真っ白の撮影ボックスを撮っていますが周辺減光と滲みがものすごいです。このレンズを買う人はこれが目的まであるので問題ないと思います。むしろないと残念な気持ちになりそうです。
私が買った物は最初からレンズにゴミのようなものが入っていました。まあ2000円なのでしかたないですね。

色々撮ってみた

さっそく持ってお散歩に来ました。あいにくの雨ですが、気にせず撮っていきましょう。もちろん防滴なんてものはこのレンズにはないので気を付けてくださいね。場所は野毛坂付近となります。

SONYα9, マニュアル露出, 1/250秒, F10 ISO1600
SONYα9, 絞り優先, 1/100秒, F10 ISO100
SONYα9, 絞り優先, 1/30秒, F10 ISO125
SONYα9, マニュアル露出, 1/250秒, F10 ISO2500
SONYα9, マニュアル露出, 1/250秒, F10 ISO2500
SONYα9, マニュアル露出, 1/250秒, F10 ISO4000
SONYα9, マニュアル露出, 1/250秒, F10 ISO3200
SONYα9, マニュアル露出, 1/250秒, F10 ISO800

おわりに

色々撮ったものを載せてみましたが、ピントが合えば綺麗に写ることにびっくりしました。写ルンですの名前は伊達じゃないってことですね。自分で動いでピントが合う距離を探さないといけないので、普段よりも考えながら撮影を行いました。爆速オートフォーカスもいいですが、たまにはこのような不便なレンズを使ってみるのも一興ではないでしょうか。

機会があればウツレンズやKKodak FunSaverのレンズなどとも比較してみたいですね。

それでは!

コメント

タイトルとURLをコピーしました