カメラの天敵は湿気。カビが生えてしまっては取り返しのつかないことになってしまいます。
お手軽な湿気対策と言えば乾燥剤を用いたドライボックスですよね。ですが、お世辞にもデザインは良いと言えず、定期的に乾燥剤を入れ替える手間もあります。
そんな悩みを全て解決してくれる防湿庫がAmazonのスマイルセールで安くなっていたので買ってしまいました。
Re:CLEANの防湿庫について
Re:CLEANの防湿庫は非常にサイズが豊富です。初心者の方から、プロの方までカバーできそうですね。私は今後もいろいろ増えていくと思ったので、タイトルの通り50Lの容量を選びました。
Re:CLEANの魅力と言えば
- どの部屋にも合うシンプルなデザイン
- 日本製のペルチェ素子
- 5年保証
ですよね。
しかもお値段も他社と比べて安いです。さらに1年使っても電気代が500円程度と隙がありません。
ちなみに、Re:CLEANの防湿庫は標準モデルの他に、上位モデルと最新モデルがあります。
それぞれの違いは以下の通りとなります。
標準モデル | 上位モデル | 最新モデル | |
---|---|---|---|
サイズ(L) | 21,25,30,50,80,125,180 | 25,30,50,80,125,180 | 25,30,50,70,90,105 |
湿度計 | アナログ | アナログ | デジタル |
庫内灯 | × | 人感センサー | 内蔵 |
庫内充電 | × | 〇 | 〇 |
スポンジ | 平型のみ | 平型・レンズ型 | 平型のみ |
備考 | ×はオプションあり | スライドトレー+1枚付属 | 庫内灯は手動 |
標準モデルと上位モデルの違いは付属品、最新モデルは全くの別モデルって感じですね。上位モデルと最新モデルには庫内充電できるUSBコードが付いています。標準モデルを買った人もご安心ください。USBコードは後からでもRe:CLEANの公式ストアで購入できます。
開封していきます

箱からおしゃれですね。販売サイトにも
「運ぶ人と受け取る人の気持ちを考えたパッケージ」
とあります。まさにその通りですね。この箱に伝票が直接貼られてきたので、ゴミが減るのも嬉しいです。
公式サイトの箱は茶色でしたが、届いたのは青色でした。どこかのタイミングで変わったようです。
ふたを開けるとなにやらQRコードが…

このQRコードから説明書に飛ぶことができます。イラストが多く、見やすい説明書です。説明書は読んでから使用してくださいね。
ネットで調べると出てくる説明書は古いバージョンもあるので、注意が必要です。一部仕様が異なっている部分が見受けられました。これは後程説明させていただきます。
更にふたを開けると発泡スチロールの上に黒い箱が載っていました。
この中に売りの一つである日本製の湿度計が入っていました。岩手県の工場で職人さんの手作業で作られているそうです!


発泡スチロールをどかすと本体のお出ましです。

とてもシンプルです。これだけで飾り棚として使えそうですね。
私が最新モデルではなく、あえて標準モデルを選んだ理由はこの見た目とアナログ湿度計です。今買うなら最新モデルの方がお得ですが、デザインを優先して標準モデルを選びました。
底に付属品が入っていました。見た目に反して軽いのでひっくり返しても大丈夫だと思います。
平型のスポンジx3、ACアダプターが袋に入っています。底に入っていた影響か、スポンジの端が曲がっていました…
鍵は庫内に入っています。鍵をかけられるので、小さいお子様がいる方も安心です。人が来た時に簡易的な金庫として使えますね。
早速使っていきましょう
電源をつけるとPOWERの下が緑色に光ります。

使うと言ってもこのつまみを回すだけです。数字が書いてあるように、このつまみの回し度合いで調節する感じですね。マニュアルによると、カメラやレンズは30~50%が保管に最適な湿度とのことなので、その範囲になるように調整しましょう。湿度計のBESTの範囲が30~50%なので、%を意識する必要はありません。アナログの良いところですね。
電源を入れてしばらく置いてみました。

ちゃんと湿度が下がっていますね。
ここで最初の説明書の話になってきます。古いバージョンがあると言いましたが、大きな違いはこの湿度計の固定方法です。旧バージョンはブラケットにシリコンリングで固定するのですが、今はプラスチックのブラケットに下から差し込む固定方式に変わっています。その影響で付属品が少し異なります。古いバージョンを読んでいると、「このパーツがない!」なんてことになりかねないので注意です。
ちなみにブラケットはビスで止まっているだけなので、簡単に取り外すこともできます。デジタル派の方もデジタル湿度計を後付けなんてことができるかもしれません。
それでは機材を入れていきます!

上段には望遠レンズを付けたカメラ、中段にはレンズ達、下段にはスマホ用ジンバルやその他周辺機器を入れています。
望遠レンズ+カメラはかなりキツキツです。25cmぐらいが限度ですね。縦は好きなように棚を動かせるので自由度は高いと思います。棚を取っ払うこともできるので50cmぐらいのものなら入ると思います。
トレイはもちろんスライド式(21Lを除く)なので、出し入れもしやすいです。

トレーは扉を画像ぐらいまで開けきらないと引き出せません。置く際には右側にスペースを空けてあげてください。
個体差かもしれませんが、扉が勝手に閉まってきてしまい、扉にトレーが引っかかってしまいます。扉のパッキンを擦ってしまうので仕舞う際は気を付けたいですね。
まとめ
シンプルイズベストを体現したようなRe:CLEANの防湿庫をレビューさせていただきました。
おしゃれで、しかも日本製の部品が多用されていてこのお値段は破格ではないでしょうか?
ぜひ気になった方は買ってみてください。セールが来ていなくてもクーポンが配布されていることも多いのでチェックしてみてくださいね。
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